所作

随分前から、特にここ数年、気になる事があります。

道を歩いている時、何気なく歩いている人達を目に写しているのですが、綺麗に歩けていない人が増えた気がします。

綺麗、というのはモデル歩き、とかダンサーっぽいとかいう意味ではなく、機能的に身体が働いているかどうかの一点です。

 

特に若い子達の姿勢の悪い事、所作にきびきび感が無い事、顔の表情にしまりがない事が気になります。

今、就職に苦労する子達も多いようですが、第一印象というのは、所作と表情と服装の清潔感だと思います。

所作というのは、練習すれば急に身に着くものではなく、小さい頃からの積み上げです。ご飯を食べる時は背筋を伸ばし、肘をつかない、とか、授業中は背中を丸めないとか、歩く時は真っすぐ前をみて歩く、とかそんな小さな習慣の積み上げ、プラス意識的に練習する事で身についていきます。

 

表情は日常生活で喜怒哀楽を顔に出す事で鍛えられます。バカ笑いをしたり、大きな声で怒鳴ったり、大泣きをしたり、悔しがったり、顔を大きく動かす事で色々な表情を出せるようになり、いざという時、緊張感のある、シュン!とした顔つきになる事が出来るようになります。

 

姿勢が良く、表情がしまっている子はやる気がある子に見えます。逆を言えば、姿勢が悪く、表情が出ない子は気力がなく、覇気がなく見えてしまうのです。たかが姿勢、たかが所作ですが、きちんとした所作、表情が身についている事が、道を切り開く為の最初の一歩になるような気がしています。

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