札幌芸術の森バレエセミナー、そのイチ

今年の夏も札幌芸術の森バレエセミナーに通訳兼講師として参加の為、しばらく東京を離れます。

と言っても8月4日からなので、まだ日にちはあるのですが(笑)

 

私が初めてこのセミナーに通訳として参加したのは、RBSのTTCを卒業した夏、1993年でした。

その頃、セミナーはローザンヌ日本事業部が主催者で山田さんも健在で、ヤン先生もまだローザンヌコンクールの講師で、セミナーも始まってからまだ数年でした。

私は中・高と英語が大っきらいで(笑)、アルファベットを見ると寒気がするくらい英語アレルギーでした。ところがバレエの教え方を学びたい!と学校を調べ出したところ、ここで勉強したい!と思える学校がなんの因果がイギリスはロンドンにある学校だったのです。当然授業は全部英語。英語が出来なければ受験したところで箸にも棒にも引っかかるわけがありません。

仕方なく・・・(笑)、 というより、ロイヤルで勉強したい!という気持ちが英語が嫌い!と言う気持ちを上回った為、一念発起して英語の勉強を始めた訳です。そうはいっても、苦手意識はそうそう変わらず、基礎英語も全く身についてなかった為、なかなか勉強は進まず、いやもう苦労しました。

その時、英語の家庭教師をお願いした方が、バレエもされている方でバレエセミナーの通訳もされていたのです。

なりふり構わない懇願と必死の努力で入学を勝ち得たものの、(補欠の補欠でした(笑))学校が始まっても英語には泣かされました。3年必死にすごし、何とか英語もそこそこ話せるようになり、無事TTCを卒業出来そうだと一息ついていた時、山田さんから連絡を頂きました。

留学前、英語の家庭教師をしていた方が事情によりセミナー参加が難しくなり、自分の代役にと私を推薦して下さったのです。

 

3年間、頑張ったけど、英語のコンプレックスは私の中には根強く、がちがちに緊張してセミナー初日を迎えたのを覚えています。

生徒さんの中には私よりよっぽど英語がわかりそうな綺麗な子達もいて、見学席には大御所の先生方やお母様達が沢山。ヤン先生の迫力も凄く、早口の英語を聞きとってその場で日本語に直していくのはもうもう試練で・・・・  毎日薄氷を踏む思いでした。

必死でついて行った結果、何とか及第点を頂けたようで翌年も依頼があった時は本当に嬉しかったです。その後、フランシス先生がメンバーに加わり、教師コースが始まり、ありがたい事に通訳、エクササイズの講師として色々なセミナーに参加させて頂きました。今年で20年目の参加になりますが、落ち着いて参加出来るようになるにはかなりの歳月を要し、大体セミナーの数か月前から様々な悪夢にうなされる年が続きました(笑)  さすがに今はもう悪夢を見る事は無くなりましたが、それでも緊迫感は出てきます。

 

英語から日本語に、時間のロスなくいかに訳すか。子供達が瞬時に理解しやすい日本語のチョイスは何か。クラスを動かす先生のテンポの邪魔にならないように、的確に指示を伝えていくにはどうすればよいか。未だに毎回必死です。クラスを行っている先生方から、通訳の存在を忘れてた!と言われる事が一番嬉しい言葉です。と同時に生徒さん達にとってわかりやすい日本語をきちんと選べているかが永遠の課題です。

さてさて、今年も頑張らねば!!とすでに若干緊張している今日この頃なのでした。(笑)

PAGE TOP