少し前になりますが、生徒の一人がビデオ審査を通った為、付き添いでローザンヌに行ってきました。
コンクールのシステムが昔とずいぶん変わっていましたが、参加者たちの大変さは変わらなく、みんな頑張って!と
気持ちはほとんど保護者になりますね。
不況の影響もあり、バレエカンパニーへの就職は年々難しくなっているのでしょう。年齢が上の参加者が沢山いました。
1週間にも及ぶ審査なので、安定した実力を常に発揮できるかが大きなポイントだったような気がします。
これは、バレエに限らないのでしょうが、それぞれに持っている才能を実力とする為には、相当の精神力が必要ですね。
その精神的な強さが本来の意味での才能なのかもしれないな、と強く思った1週間でした。
ローザンヌは登竜門と言われている通り、プロへの道をつなぐ最初の一歩です。
今回参加した人たちのこれからが実り多きものであるよう願っています。