昔、バレエを教え出した頃というのは、自分と生徒の年齢差は10歳から15歳くらいでした。
最近は小学生とも30歳程離れています・・・(笑)
彼女達がDVDの収録年を見ながら、「あ、これ私が生まれた年だ!」やら、「すごい。生まれる前だ!」とか話しているのを耳にすると、うーむとなにやら複雑になります。
そうなのですよね~。私が劇場に通い詰めていた頃、彼女達は卵にもなってなかったわけです。おかげで、今や、シルビィ・ギエムの名前を知らない子が多くなりました。
私も立派な日本語を使っている訳ではなく、どちらかというと、流行に流されているのですが、それでも、最近びっくりする言葉に出会います。
営業の若い男性がよく使う、「なるほどですね~」、「お名前様を頂けますか」や、 先日、コンビニで「お温めはどうなさいますか?」と聞かれた時はとっさに意味が分からず、問い返してしまいました。それほど頭は硬くないとは思うのですが、ひっかかる事が多いです。同時に私達が若かった時も諸先輩方は苦虫を噛み潰したような顔をしていたなぁ、と思いだしています。
世代間ギャップというのも受け継がれるものなのね、と自分が徐々に長く生きている世代の部類に入ってきている事を実感している今日この頃です。