ミハイル・バリシニコフ

カテゴリーを「バレエよもやま話」としていますが、恐らく、いえ、全くをもって、

バレエ・オタク話です。(笑)

 

そして、ここに書く事は全て私見であり、違うご意見がある事も承知していますが、1ファンのたわごと、と柔らかい目で見ていただけるとありがたいです。

 

たまに「好きなダンサーは誰ですか?」と聞かれる事があります。

そうすると、この演目なら誰!この時期ならこの人!この人もいいよねえ~と次から次に出ては来るのですが、果たして、この人ならなんでもあり!!と言う人はいるのかな??と考えた時、「ミーシャ!」となってしまっております。

ミーシャこと、ミハイル・バリシニコフに関しては、う~んちょっとかな?と思っても、ま、いっか、ミーシャだし、となれるので、完全にただのファンですね(笑)

 

ドン・キホーテ

私が初めて彼の踊りを見たのは中学生の時です。シンシア・ハーヴェイがキトリで、バリシニコフがバジル。ABTの「ドン・キホーテ」

この「ドン・キホーテ」の唯一の欠点は他のものが中々観にくくなる事です。特に全幕を観ようと思った時、色々観ても、やっぱりここに戻ってきてしまいます。主役2名も凄いのですが、何しろ、他もベストキャストばかり。シェリル・イエガーのキューピットは可愛くて、も~~!!と、なりますし、スーザン・ジャフィーの女王も良いです。夢の場の最初にイエガーがコールドの間を飛び回るところなんかは、観ていてにやけてきてしまいます。夢の場の最後でハーヴェイとジャフィーがジュッテで交代で飛んでくるところも、本当に素敵です。

1幕も、2幕も良いのですが、私は2幕の酒場のシーンが大好きで(笑)

酔っ払いミーシャの演技が最高なのです。エスパーダとの絡みは思わず吹き出します。

 

このヴァージョン、当初は批判も沢山あったんですよね。確かに結構素敵に色々カットされ、音楽も編曲され、主役2人にずっとスポットが当たるようになっており、古典的なドン・キホーテと言うよりは、アメリカ的と言えるのでしょうね。それでも、映像からでも十分ダンサーたちの気迫とエネルギーが伝わってきて、皆が生き生きと踊っていて、そこらかしこに、将来のプリンシパルが居て、なんとも贅沢な映像に仕上がっています。セットも衣裳も今見ても、本当に綺麗です。

 

実は私がロイヤルで勉強している時に、カンパニーがこのバリシニコフ版の「ドン・キホーテ」をレパートリーに加えたのです。もしかして、バリシニコフが教えに来るかもしれない!!とワクワクドキドキしたのですが、残念ながら教えにいらしたのは、バレエミストレスの方でした。

その当時、私はTTCの3年生でした。TTCの3年生にはとっておきの特典がありまして。

カンパニーの公演を袖からみる事が出来るのです!(この特典を得たい為に2年生の勉強を死に物狂いで頑張ったとか、そうでないとか(笑))

下手、1番前の袖から公演によって、3人だったり2人だったり、申し込みをすれば見学出来たのです。

勿論、当然の事ながら、私は申し込んでおりました。

友達と2人、1番前の袖の奥に用意された席に座り、今か今かと開演を待っていたら、その1番袖に2名の私服の男性がすっと立っているではありませんか。いや、本当に何度も、目をぱちくりしました(笑)

バリシニコフとアンソニー・ダウエル(当時カンパニーの芸術監督)が連れ立って、立っているのです。2人は静かな声で(それはそうです、幕は上がっています)ぽつり、ぽつりと会話を交わしていて・・・・

すみません。私、その後舞台の記憶、ありません・・・・・・(;^_^A

休憩時間にカフェ(みたいなところ)でコーヒーを飲んでいると、そこにもお二人で!!向かい合わせに座り、飲み物を飲みながらお話していました。いや、本当に、2人とも、かっこよかったです。その夜の記憶はこのお二方の事のみ、になってしまっているのが、私の残念なところですが・・・・

 

くるみ割り人形

おバカなお話はこのくらいで(笑)

もう一つ、ミーシャの全幕版でとっても好きな作品が「くるみ割り人形」です。

この作品、舞台にのせるのは難しいのではないかなぁ~、と思います。当時ABTはこのまま舞台にのせていましたが、私はそれは見たことはありません。ただ、映像としてなら、本当に良い出来だと思います。

クララのゲルシー・カークランドが可愛いんだ、これが!

1幕のドロッセルマイヤーに、くるみ割り人形を大きくして!とお願いするところなどは、も~可愛さの塊です。

当時中学生だった私は、無謀にもこの可愛さを身に着けたい!と野望を燃やした事もありました。(笑)

 

一般的に上演される「くるみ割り人形」とはお話を少しかえてあって、2幕の主役2名のグラン・パ・ド・ドゥも一般的な振り付けとは全然異なっています。それでも見ごたえは十分。花のワルツが好きです、私。

後は、何と言っても雪の前、クリスマスツリーが大きくなった後の、2人のパ・ド・ドゥ。あの振り付け、本当に好きです。そして、まあ、ゲルシーの軽やかな事軽やかな事。雪のコールド・バレエも良いです。帰る時、ずっとジャンプなの、鬼!と思いますが、とっても良いですw

ミーシャファンとしては、1幕のネズミとの闘いの場で、手首をくいっとするだけで、クララを呼んで、腕に飛び込んできたクララを抱っこするところが実にツボです。(笑)

 

ジゼル

ミーシャといえば、ジセル??映画「ダンサー」でも「ジゼル」が主題でしたね。

全幕で映像で残っているものは、ナタリア・マカロワとのABTとの舞台ですかね。まだソ連から亡命してそれほど経っていない時の舞台だったかと。これは2幕が私は好きですね~。ミーシャのアルブレヒトの解釈については、色々な意見がありますが、私はパリ・オペラ座の、恋を楽しむ優男のつくりよりは、よっぽど好きではあります。ジゼルは語りだすと、止まらない~~、ので、ともかく、ミーシャがかっこいいです、で終わります(笑)

 

パート2へ続く(笑)

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