時間はかかっても

バレエというものは、ともかく持って生まれたものがあるかないかでスタート地点に大分差がでます。大概のスポーツもそうですよね。

 

バレエでは取るべき基本の姿勢になりやすい体を持って生まれたかどうかで、最初の入り口の時間のかかり方が圧倒的に違います。

そして、バレエ好きの子たちの大多数が色々足りなかったりする。

それでも、バレエは最近のトップレベルのアスリート達が要求される体の条件より圧倒的に低い。あ、あくまでもバレエを踊るにあたっては、なのであり、プロになる、場合はスタイルの良さ(骨格のバランスという意味で)という、自分の努力では全くどうにもならない条件は付いてきます。

クラシックというだけあり、これだけ身体の研究がなされていない時代に確立されたテクニックなので基礎をきちんと踊る事は身体にとっては、例えばトップレベルの新体操などと比べれば、以外と大変ではありません。

 

そして、きちんと手順を踏んで鍛えていけば、長く続けられるものだし、それだけ奥行があるものでもあると思います。

 

話がそれました(;^_^A

 

私が5年ほど前、今の中学1年、小学6年生たちを教えだしたとき、5秒と片足バランスが出来ず、ジャンプは10回で疲れ果て(笑)、腹筋に至っては、使う以前にお腹をひっこめることも四苦八苦。足の指をグーに握るのも悪戦苦闘という、中々の状態でした。でも、皆頑張りました!笑ったり、遊んだり、泣いたり、出来るようになったり、後戻りしたりを繰り返しながら、どんどん成長していきました。

今、この数年で頑張って仕込んできたものが実を結び、バレエのテクニックの形として練習に取り組めるようになっています。

なので、言いたい!最初はゆっくり時間をかけましょう。時間がかかって良いんです。自分のテンポで頑張れたり頑張れなかったりを繰り返して、それでも一つ一つ出来るようになっていければ良いんです。

 

世の中、効率化が叫ばれ、すぐに結果を出すことにのみ価値が見出されているような中、ひとつぐらい、自分のテンポで頑張っていける世界があっても良いとおもうのです。トップレベルのプロを目指すのでなければ、踊りが好きならば、バレエは丁度良い難しさと奥行を持っていると思うのです。

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