バレエ・リーブルでは一番下の年齢が3才になります。
3才から始める子は勿論のこと、小学校低学年までは、スタジオの入口まで来ていても、お母さんと別れるのがいや~!と泣いて、なかなか中に入ってこれない子がいます。
入口でお母さんからお預かりし、涙の訳を聞くも、当然のことながら、なかなか言葉にならず。
バレエをやりたくない訳じゃない。お母さんがいないのがイヤだ。お母さんがお迎えにくるのは分かってる。でも、でも、でも~~~~!!
で、涙、涙。
分からないけど、泣いちゃうんだもん・・・・・・
子どもたちは複雑な心情を言葉で説明出来ず、どうすれば良いかわからず、感情が溢れかえって、涙が止まらなくなります。 そんな時は無理に我慢せず。泣きたいだけ泣かせてあげます。話しかけたり、クラスに誘ったりしながら、自分から立ち上がるのを待つことにしています。
中にはわんわん泣きながら、クラスを頑張る偉い子もいます。
最後にはクラスに参加して、笑顔で帰っていくのですが、必死に泣いているお顔も、ぴかぴかの笑顔も、なんとも可愛いなあ、と思う先生なのでした。
子どもは泣くことも仕事ですね。感情をため込まない事はとても大切だと思います。